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【JPHACKS2019】Award Dayを振り返って

JPHACKS2019のAward Dayに、プロ研メンバー4名でチーム「もつなべ」として参加してきました。 この記事は、その際の参加レポートです。

JPHACKS2019 Award Day参加レポート

JPHACKSとは

JPHACKS(ジャパンハックス)は、学生を対象にした日本最大規模のハックイベントで、2014年より全国の複数都市で開催されています。 2日間で開催される「Hack Day(ハックデイ)」でチーム開発をおこない、そこから選ばれたファイナリスト達が、東京に集い ピッチや展示会をおこなう「Award Day(アワードデイ)」で構成されています。jphacks.com

Award Dayとは

Hack Dayにて提出されたプロダクトの中から、審査委員会にてオンライン審査を実施し、合計15チームのAward Day進出チームを決定致します。選出されたチームは、東京で開催されるAward Dayにて、プロダクトの発表、展示会による出展をおこない、JPHACKS Innovator認定を得られる権利が与えられます。開催概要 - JPHACKS2019 参加者向けガイドライン

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Award Day詳細

時系列で振り返る

Hack Dayに関しては前記事で詳しく振り返っています。

rkdora.hatenablog.com

Hack Day後からAward Day直前まで

Award Day進出決定

Hack Dayが10月19と20日。その日からおよそ2週間後の11月1日にAward Day進出チームが発表されました。
私たちのチームはHack DayにてBest Hack Day Awardを頂いていましたが、Award Day進出には関係なかったので発表当日までドキドキしっぱなしでした。
発表は12時ちょうどにHP上にて公開する形で行われました。
研究室のPCからアクセスし、

ドキドキしながら下へ、下へ、

東京チーム、

東京チーム、

東京チーム、、、

東京多くね!?!?(なんと15チーム中7チームが東京会場から選出)

下へ、

さらに下へ、、

うおおおおおおおおおおおお!!!!!!(リアルに大声)

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「JPHACKS 2019 Award Day」進出チーム 15組を発表 | JPHACKS

速攻でメンバーに共有

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もつなべのslack

ひとしきり騒いだあとに、ほかのチームと動画を見比べてみて、、、

おれらのチームの動画、プロダクトがなにか全然伝わんない(笑)

他のチーム、レベル高いなーなんて思いながら見ていると

あ、釘君チームいる!!(去年enPiTで知り合った広大の友達のチーム)

と、またまたテンションが上がり。

そんなこんなでAward Dayに進出することが決まりました。

さあ、プロダクトをパワーアップさせるぞ!(Award Dayは11月9日。一週間しかない。。。)

プロダクトの改善

ということでAward Dayまでに実装できた、Hack Dayからの主な改善点は以下の三点。

一点目 プレゼン動画解析時の進行状況を表示

動画の解析には時間がかかります。 Hack Dayの時点では、解析時にあとどれくらいで終わるか裏画面(ターミナル)を見ないとわかりませんでした。
そこで、解析状況をデータベースを経由してAjaxによって画面に表示させることで解析の進行状況が分かるようになりました。

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解析状況の表示機能

二点目 結果表示画面のUIをより分かりやすく

視線の高さや、全体を見渡せているかを数値だけでなくイラストで直感的に把握できるように。 その他にも、スコアを大きくしたり、配置を整えたり。

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結果画面

三点目 スコア算出時に機械学習を用いる

Hack Day時点では、人間がきめたパラメータによってスコアを算出していました。 プレゼンデータを追加でさらに用意し、それぞれのプレゼンの点数と特徴から機械学習によって最適なスコアを算出できるようになりました。

詳しくは、メンバーの記事にて(公開され次第、追記します)。

これらの改善のほとんどが東京で完成しました(前乗りで東京にいたので、徹夜での開発)。
本当にメンバーには感謝でいっぱいです。

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ゲストハウス前にて
2泊3日、こちらのLittle Japanという浅草のゲストハウスにお世話になりました。4人1部屋で鍵付き、シャワー、WiFi、電源完備で全員合わせて1万5千円という超お得な宿でした。
東京に行く際はぜひ。

Award Day当日

8時30分集合。 会場は東京大学の講堂。

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安田講堂
おおおおお。立派すぎん?

いざ、入らん。

ガチャ。

ガチャガチャガチャ。

あれ、鍵が閉まってる。

反対側かな?

テクテクてくてく。

入れない。。。

情報を確認。

弥生講堂!?!?!?
講堂が他にもあるんかい。

しかもまあまあ遠い。

遅刻しました。ごめんなさい。

プレゼン

プレゼンテーションがテーマのプロダクトのプレゼン、めちゃくちゃハードル高いよおおおおおおお。

緊張はしましたが、やりきれてよかったです。

他のチームのプレゼンでは、ひたすら圧倒されっぱなしでした。 さすが全国。レベルが高い。

当日の様子は、ツイッターで「#jphack2019」で検索するとなんとなく伝わると思います。

デモ

プレゼンの後は、各チーム決められたブースでデモ展示です。
ポスターを用意しているチームが多かったです。
そこまで余裕はなかったのでスライドで代用。

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デモ展示の様子

多くの方とお話させていただきました。
特に印象的だったのが、一人の審査員の方がiPadを持ってきて
「TEDでどうなるか試してみてよ!」と

「おもしろいですね!やりましょう!」とは言ったものの、ドキドキしながら動画をアップロードし、、、

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TEDで検証

みんなで「うおおおおおおおおおお」と驚きました(笑)

いろんな方にプロダクトをほめていただき最高にうれしいひとときでした。

表彰

富士フイルム賞とイノベーター認定を頂きました!

富士フイルムさんからは、景品として一人一台ずつチェキを頂きました。

めちゃくちゃうれしかったです。 ありがとうございました。

懇親会

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懇親会

釘くんチームの二人をはじめとする参加者、企業の方、審査員の方々など多くの方とお話させていただきました。
あっというまに時間が過ぎました。

まとめ

JPHACKSのAward Day、まじで最高でした。
どのプロダクトもレベルが高く、尊敬している人が審査員として参加していたり、賞も豪華だったり、、、
本当に参加できてよかったです。

プロダクトは、JPHACKS用にNECさんから提供いただいた遠隔視線推定APIを使用していることもあり一区切りとなります。
また機会があったら違うアプローチでプレゼンテーションチェッカーをパワーアップさせていきたいと思います。

学生最後にこんな経験ができたのも、いい仲間と出会えたからだと思ってます。 メンバー、参加者のみなさん、審査員や運営の方々、ありがとうございました!


釘君も参加レポートを書いているので、ぜひ!

kugi-masa.hatenablog.com